
公認スキー指導員の理論テストは範囲が広く、
どこから手を付けるべきか迷いやすい試験です。
この記事では、スキー教程の内容とこれまでの出題傾向を踏まえ、出題されやすい分野と勉強のポイントを整理します。
スキー教程から見る重点ポイント(10項目)
今回は、スキー教程の中から
理論テストで問われやすいと感じている項目をまとめました。
① Introduction
② プルークボーゲンへの指導の展開
③ 下肢3関節の役割
④ ベーシックパラレルターンへの指導の展開
④-1 3つの基本動作 プルークボーゲン〜ベーシックパラレルターン
⑤ ダイナミックパラレルターンへの展開
⑤-1 ターンの組み立て
⑤-2ターン始動のポジショニング
⑥ スキー年表
過去の傾向としては、
「誤っている文章を選ぶ」形式で出題されることが多いと感じています。
そのため、正しい文章を曖昧にせず、意味を理解したうえで覚えておくことが重要です。
① Introduction(教程の考え方)
Introductionでは、
スキー教程の基本的な考え方が示されています。
「すべてを教程どおりに指導してください」
という考え方ではなく、現場での指導の道筋を明らかにすることが目的である、という点が強調されています。
実際のスキー指導では、子どもから高齢の方まで、
さまざまなレベル・目的の人を相手にします。
教程ではこれを「枝葉」と表現し、
その枝葉を生かすためには、
しっかりとした「幹」が必要だとしています。
その幹こそが、スキー教程の役割です。
また、
スキー指導の組み立て方は新しいものだけではなく、
これまで積み重ねられてきた考え方を大切にしながら、
一貫性を持って発展させていくことが重要だと述べられています。
② プルークボーゲンへの指導の展開
ここでは、展開図を正確に理解しておくことが重要です。
滑る 直滑降 / プルークファーレン 止まる 直滑降からプルークで停止 プルークファーレンから停止 回る 初歩的なプルークボーゲン
これらを通して、
基本的なターン運動を習得するという流れになります。
過去には、
展開図の中から誤っている部分を選ぶ問題も出題されていました。
③ 下肢3関節の役割
ターン動作を理解するうえで、
下肢3関節(股関節・膝関節・足関節)は非常に重要です。
実際のレッスンでは、
「内転してください」「外向傾姿勢を作ってください」
といった表現だけでは伝わりにくい場面も多いと思います。
まずは指導者自身が運動の仕組みを理解し、
それを分かりやすい言葉に置き換えて伝えられるようにしておくことが大切です。
④ ベーシックパラレルターンへの指導の展開
プルークボーゲンと同様に、
展開図をもとに流れを理解しておきましょう。
④-1 3つの基本動作
ポジショニング(センターポジション) 荷重動作(屈曲・伸展) エッジング(内旋・外旋)
パラレルターンへ展開していくためには、
股関節・膝関節・足関節を連動させた運動が必要になります。
その基礎となるのが、
この3つの基本動作です。
④-2 プルークボーゲン〜ベーシックパラレルターン
この部分は実技種目でもあるため、
理論テストでも問われる可能性があります。
動作要領を理解しておくことで、
理論と実技の両方につながります。
⑤ ダイナミックパラレルターンへの展開
ここでも展開図の理解が重要です。
特に、
切りかえ 舵取り
といったターンの組み立て方について、
整理して覚えておきたいポイントです。
⑥ スキー年表
スキーの歴史も出題されやすい分野です。
私自身、
準指導員の理論テストで出題されました。
1911年(明治44年) オーストリア陸軍少佐レルヒによるスキー講習 2003年 1月12日を「スキーの日」として制定
年代と出来事をセットで覚えておくと整理しやすいと思います。
まとめ
スキー教程からは、
今回挙げたポイントを中心に、
意味を理解しながら整理しておくことが重要だと感じています。
目指せ、公認スキー指導員。
※ 出題内容は年によって変わるため、
あくまで参考としてご覧ください。
